マダガスカルは豊富な鉱物資源に恵まれており、ニッケル、クロム、コバルト、イルメナイトなどの資源産出国です。特にニッケルについては、日系企業が大規模な精錬事業を行っており、同国が日本にとって総輸入量の17%を占める最大の輸入相手国となっています。マダガスカル国は今後も積極的に鉱物資源開発を進める意向ですが、一層の鉱業開発のためには、地質や掘削などの鉱業分野のみならず、機械、電気電子、配管、溶接等の幅広い分野において、必要な技能を習得した人材の安定供給が喫緊の課題となっています。
本調査事業は、同国の鉱業の発展に資する優秀な労働者が安定的に育成され、同国の鉱業開発が推進されるべく、同国鉱業セクター人材育成に関する情報収集・分析を行い、同分野の支援策検討を行うことを目的としています。
アジアシードは(株)オリエンタルコンサルタンツグローバルとのJVにて本調査事業を受注いたしました。
トピックス