モンゴル工学系高等教育支援事業（M-JEED）ツイニング・プログラムでは、例年、編入学試験の出願資格として、日本学生支援機構が6月に実施する日本留学試験（第1回）が課されています。しかしながら、今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となってしまいました。来年度の編入学生に対する選抜をどのように進めたらよいか、アジアシードとツイニング・プログラム協力校との協議の結果、数学と理科（物理・化学）についてはアジアシードで独自に問題を作成して実施しました。日本語については、J-CAT（Japanese Computerized Adaptive Test、日本語教育支援協会が運営）というウェブ上で受験するテストを利用しました。10月11日と18日の2日間で、モンゴル科学技術大学にて、91名のツイニング・プログラムの学生が受験し、来年4月の来日に向けて第一歩を踏み出しています。